【高層マンション・打診調査】京都駅近く、複雑な形状の11階建て高層マンション

京都の玄関口 京都駅から程近い高層マンションの打診調査をご依頼いただきました。ご依頼いただいた管理会社では原則としてロープアクセスは禁止(当時)ですが、他に方法が無いとのことで特別に採用いただきました。

まだ建築業界ではロープアクセスという技術が認知されておらず、大手ほど採用されない傾向がありますが、土木業界では国土交通省以下、大手ゼネコン、大手コンサルなど各社で採用されている技術です。安全性も法的にもまったく問題の無い技術ですので、建築業界でもこの素晴らしい技術が普及するようビルスターも全力で推進していきます。

さて、この建物は吹き抜けがあったり、Rのついた屋根があったり、やや複雑な形状でしたが問題なく調査可能です。全面きちんと近接目視で打音・打診調査を行いました。施工も行うからこその豊富な施工知識に基づく調査を行います。もちろん、設計や施工を別会社に発注いただき、調査は中立的な立場で行わせていただくことも可能です。

課題

打診調査が必要だが形状がやや複雑で、信頼できる調査会社を探している

  • 大通りに面した11階建ての高層マンション
  • やや複雑な形状

選んだ理由

施工会社だからできる精度の高い調査と安全対策

  • 施工会社だからこその精度の高い調査
  • 複雑な建物形状でも対応する技術力
  • よりリスクマネジメントが必要な「施工」で培った安全対策
課題

打診調査が必要だが形状がやや複雑で、信頼できる調査会社を探している

ご依頼いただいた案件は京都駅から程近い大通り沿いのマンションですので、安全対策が重要でした。通りに面した部分では、落下防止の朝顔を設置。もちろん、落下物はありませんでしたが、万が一の場合の安全対策を行っています。

吹き抜けやアールの着いた屋根などやや複雑な箇所もあり、まっすぐ降下するだけでは調査できません。板金屋根を痛めないように強度のチェックや養生を行い、安全に降下します。

選んだ理由

複雑な形状でも問題なく調査でき、安全対策も万全

調査では漏れのない正確な結果が大切です。また、補修が必要な変状があれば、その後は設計(計画)・施工へとつながりますので、どんな補修を行うかを意識しながら調査することが大切です。

この案件でも安全に、もちろん建物を痛めることもなく、全面の近接目視による調査を行うことができました。定期的な調査・点検と補修により、建物は長く良い状態で使うことが可能です。

コメント

調査方法・調査会社はたくさんありますが、やっぱり施工も行うビルスターの近接目視・直接点検が一番正確で役に立つと言っていただけるように、今後もきっちりと調査していきます。

部分的な異常であれば、そのまま施工することも可能です。調査しただけにならない、きちんと建物を維持するお手伝いを行っていきます。