・4階建てのマンションから雨漏りしている。
・隣の建物との間が狭すぎて足場をかけられないと、たくさんの工事業者から断られた。
・無足場ロープアクセス工法なら30cmの隙間でも施工可能!
・最新の補修剤で1日で施工完了。
・案件によっては雨漏り調査も行います。
新人の響です! 本日は京都府京都市内にある、4階建てマンションの雨漏り補修工事に伺いました。
雨漏りしているけど補修工事してもらえない! ようやく探し当てたビルスター
3階に雨漏りがあり、ご依頼主は様々な工事業者に相談されてきました。ですが、隣の会社が近すぎて足場が立てられないこと、そもそも雨漏りの原因がわからないことから、工事を断られ大変お困りでした。
弊社であれば、ロープでぶら下がって施工ができるので、ヘルメットの入る30cm以上の隙間があれば工事可能です!
ロープアクセスなら即日施工を実現
今回の物件も陸屋根で屋上に上がることができたため、パラペット(写真のピンク色の部分)に専用のクランプを設置して、アンカー(器具などを建物に取り付けるために打つ、抜けにくい構造をした留め具のこと)にします。
固定したクランプの先にロープを取り付け、ぶら下がっていきます。
原因箇所を発見! 即施工!
ロープで降りて壁面を見てみると、過去に補修したと見られる縦に大きな亀裂が見つかりました。
雨漏りは原因が一見しただけでは分からないこともあるため、散水調査を行うこともあります。ですが今回はすぐに原因と考えられる亀裂が見つかったので、散水調査はせず、その場で施工を行いました。
この建物は数年前に外壁の塗装工事がされており、その際にこの大きな亀裂も補修したようです。しかし、その処理が甘かったことが原因で雨漏りしてしまったのでは、と考えられます。
施工には「レクセル」というコーキング接着剤を使用しました。
細かい亀裂の場合は充填するだけで補修できます。大きな亀裂や目地には不向きですが、今回の大きな亀裂には以前補修した際の目地剤が詰まっている為、レクセルで対応できました。
レクセルは変性シリコンやウレタンなどのコーキング材料と違い、プライマー(コーキング材と下地の間に塗る接着剤)無しで多くの素材に強力に接着します。また弾力性もあるため、様々な目地や水回りで使用されているコーキング剤で、プライマーが不要なことで迅速な施工が可能です。
レクセルは透明なため、コーキング材などとは違いタッチアップ(外壁の汚れや、傷、補修跡を隠すため、既存の塗装の色に合わせて部分的に塗装すること)の必要もありません。
雨漏りの原因を特定するには、まず水をかけて原因の箇所を探さなければいけません(散水調査といいます)。散水調査には、日数も費用もかかります。
そのため今回は調査は省き、一番可能性の高そうな箇所を補修しました。ロープで外壁の状態を見てその場で施工できるので、数時間で施工が終わります。
今回の補修で雨漏りが解消されなかった場合のみ調査などを行えば良いので、施工が安く早く済ませられるのです。
今回はご依頼主様のご意向で簡易的な施工方法を選択しましたが、もちろんビルスターでは散水調査も行っております。また、亀裂が大きい場合にはVカットシーリング、Uカットシーリングといったサンダーなどの特殊な器具を使っての修繕にも対応しています。
0.2mm以上の大きな亀裂の場合、サンダーなどの特殊な器具で亀裂部分に切れ込みを入れ、コーキング材を充填することで補修します。
この時、切れ込みをV字、あるいはU字に入れるためVカットシーリング、Uカットシーリングと呼ばれています。
雨漏りはただ水が漏れるだけでなく、建物の躯体そのものを痛ませ、劣化させる原因になりますので、「放置しないこと」・「しっかりと原因を補修すること」が肝心です。
もしお住まいの外壁に亀裂を見つけたり、雨漏りがあったら、すぐに施工業者へご相談をオススメいたします!