防水塗膜コートをお考えの方

近年、樹脂の性能向上に伴い、ほぼ透明で耐久性の高い塗料が登場してきています。ビルスターではこれらを従来の塗装や撥水コーティングと区別するため、防水塗膜コートと呼んでいます。

せっかく新築時にこだわって選んだサイディングや凝った塗装を施した建物も、15年後、20年後の改修工事のときにはベタッと単色の塗装をする場合が多かったのではないでしょうか。

防水塗膜コートであれば、サイディングや既存塗装の質感を活かしたままリフレッシュして保護、延命をすることが可能です。従来の「汚れてきたら、劣化してきたら塗装」に変わる選択肢として、「劣化しきる前に防水塗膜コート」をおすすめします。

防水塗膜コートは洗浄してから透明の塗料を塗って塗膜を作ります。洗浄しても落ちない汚れや補修跡はそのまま見えてしまいます。その代わり、下地や建物の状態によっては塗装に比べ低コストで施工できる場合も多くあります。

既存塗膜がある程度劣化してしまっていたり、汚れが付着している建物でも、側面や裏側は防水塗膜コートにしてメリハリを付けた施工をすることでトータルコストを抑えることができます。

鉄の玄関扉やPS扉、窓枠などの鉄部は汚れとチョーキングで新築時・塗装時の輝きを失います。もちろん、再塗装すれば良いのですが、コストも手間もかかります。玄関扉の再塗装であれば、玄関扉を開けて塗装する必要があるため、日程調整の手間や塗装後に閉められないなど、入居者・利用者に大きな影響があります。

防水塗膜コートであれば入居者や利用者に影響を及ぼさずに施工可能。洗浄してクリアの保護剤を塗布するので、汚れやチョーキングが落ちて光沢が復活し、美観を取り戻します。

看板でもシートの張り替え、アクリルであれば再作成することが最もキレイになりますが、コストが大きくなります。しかし、看板はその名の通り店の顔、看板です。汚れたまま・色あせたままでは印象が悪くなってしまいます。原因の多くは汚れとチョーキングなので、洗浄してコーティングをすることで、低コストで美観が取り戻せます。

外壁や屋上の鉄部・看板も無足場工法で施工可能です。こまめなクリーニングで良い状態を維持してください。